穂竜・変わり竜の育成 その5

前回のご紹介から約2か月が経ちました。28匹残して育成していることをご紹介しましたが、その後1匹泳げない個体が出てきたので、現在は27匹を飼育しています。

この写真の個体10匹は、150リットルの飼育容器でいっしょに育成しています。もともとはすべてM水槽で飼育していた個体ばかりですが、なぜかこのM水槽で飼育してきた個体たちの成長がいちばん良いようです。
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当歳らんちゅうの育成 その4

今週は、飼育容器あたりの当歳魚の飼育数を減らす(=飼育容器を分ける)ことにしました。というのも、ちょっと成長のペースが落ちてきているように感じられ、もう少し与えるエサの量を増やしたいと思ったからです。しかし、先週までの飼育数のままでは飼育水の汚れがとても早く、水換えのペースを早くしなくてはならなくなります。それを避けるには飼育容器あたりの飼育数を減らすしかありません。

100円硬貨との大きさの比較です。体長は、先週と比べてあまり伸びていないような気がします。頭や幅はでてきているようですが、トラ禿の個体はこの写真でみると、なんだかとても貧相な感じがします。
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当歳らんちゅうの育成 その3

前回の予告どおり、今回も前回から一週間後のようすをお伝えします。
本ブログでご紹介しているのは5匹ですが、じつは育成中のらんちゅうは全部で30匹以上います。
当初は、150リットル程度の容器にすべてを入れて育成していました。しかし、飼育水の悪化が早くどうにもならないので、その後比較的成長の遅い個体を10匹程度別の容器に分けました。現在は、さらにもう10匹程度を別の容器に入れて飼育しています。

まずは前回と同じく洗面器に5匹入れての撮影です。あいかわらず泳ぎまわってばかりで、じっとしていてくれません。毎回、けっこうな枚数を撮影しますが、気に入った写真はなかなか撮れません。
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当歳らんちゅうの育成 その2

前回の更新から1週間が過ぎました。基本的に月一回更新の本ブログとしては、驚異的? なペースです。
じつは、そうしなくてはならない事情があってのことなので、もう少ししたらまたもとのペースに戻ることになると思います。その事情とは、育成中のらんちゅうの日々の変化が激しく、2〜3週も間をあけてしまうとまるで別物のようになってしまうので、この時期はやはり週に一回くらいで更新せざるを得ないのです。
本ブログ「その1」の更新の後、山田芳人さんが突然いらっしゃって、育成中の当歳らんちゅうのようすをご覧になる、という事件がありました。
気になっていた体の成長のペースについては、「やっぱりうちのと同じくらいですよ」といっていただき少し安心しました。とはいえ、山田芳人さんから当歳魚を分けていただいてからまだ一ヶ月も経っていません。これからも、何とか成長のペースを維持していきたいところです。

前回は、7匹を洗面器に入れて撮影しましたが、今回は少し減らして5匹にしました。わずか2匹のちがいですが、これだけでもだいぶ撮影しやすくなりました。これくらいのほうが、個体ごとの特徴がよくわかると思います。
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当歳らんちゅうの育成 その1

5月中旬に山田芳人さんから分けていただいた当歳魚(青仔)の育成を始めて半月が経ちました。
途中、育成を始めてから一週間後くらい経った頃、山田芳人さんから「順調に育っていますか?」と、電話をいただきました。魚自体の調子は悪くはありませんでしたが、絶好調な状態を維持できているか? と言われると、ちょっと自信がありません。
「もう、山田さんのところにいる兄弟魚たちとはずいぶん大きさに差が出てきていると思います。」と、私は答えました。そして、その日にコンデジで撮影した青仔の画像を山田芳人さんにメールで送り、現在の姿を見ていただくことにしました。
翌日、山田芳人さんからメールの返事が届き、画像の当歳魚について、「うちのとたぶん同じくらいです。」とのコメントをいただきました。おそらくそんなことはないはずですが、何とかお気を遣わせなくても良いレベルで育成できればと思っています。

今回、魚のサイズを画像上でどう表現していこうかと考えていたのですが、定規よりもわかりやすそうだったので、サイズの比較には100円硬貨を使用することにしました。ちなみに、100円硬貨の直径は22.6ミリだそうです。写真の当歳魚は全長(口先から尾ビレの先まで)で35ミリくらいといったところでしょうか?
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