当歳らんちゅうの育成 その4

今週は、飼育容器あたりの当歳魚の飼育数を減らす(=飼育容器を分ける)ことにしました。というのも、ちょっと成長のペースが落ちてきているように感じられ、もう少し与えるエサの量を増やしたいと思ったからです。しかし、先週までの飼育数のままでは飼育水の汚れがとても早く、水換えのペースを早くしなくてはならなくなります。それを避けるには飼育容器あたりの飼育数を減らすしかありません。

100円硬貨との大きさの比較です。体長は、先週と比べてあまり伸びていないような気がします。頭や幅はでてきているようですが、トラ禿の個体はこの写真でみると、なんだかとても貧相な感じがします。
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この8匹は同じ飼育容器でいっしょに飼育しています。ちなみに、現在は大小の飼育容器4ケ使用しています。
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顔のアップです。こうして見ると、顔の大きさに対して、口がかなり大きく感じられます。よくエサを食べて大きく育つ金魚は、口が大きく見えるような気がします。
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将来が期待される当歳魚です。尾ビレに変なクセが出ないよう祈るばかりです。今のところ、泳ぎなどにも異常はみられないようです。
これまでにも、この当歳魚の画像はご紹介していますが、今週になってより特徴がはっきりしてきたような気がします。
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エサの与え方と水を換えるタイミングで当歳魚の成長するスピードは変わってきますが、どこまでエサを与えるか? という点で、ちょっと弱気になっていることが、今ひとつ体をつくることのできていない原因なのかもしれません。
なかなか見極めが難しいところですが、もう少し頑張りたいと思います。
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次回も、一週間後くらいに成長のようすをご報告する予定です。