前回ご紹介した稚魚は、約3週間で体長15~20ミリくらいに成長しました。これまでM水槽3本に分けて飼育してきましたが、水槽によって成長具合に差がみられるようになってきました。水換えのエサやりのタイミングはすべて同じなのに、日が経つにつれその差はひらくばかりです。3本の水槽に別々に入っていた稚魚を一枚の洗面器に集めてみました。
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「繁殖.・育成」カテゴリーアーカイブ
穂竜・変わり竜の育成 その1
先月ふ化した稚魚は、体長12〜3ミリくらいに成長しました。水量の少ない小さなガラス水槽(15ℓ程度)で3本に分けて飼育してきましたが、死亡する魚はほとんどおらず良い状態を維持することができました。しかし、そろそろ数を減らさないと今後の成長に影響が出てきますので、1回目の選別作業を行うことにしました。
穂竜・変わり竜の産卵
昨年秋にやってきた3匹のうち、穂竜がメスであることがわかったのは昨年末のことでした。水換えを行った翌日、飼育容器のすみに卵が付着していることに気づいたのです。屋内飼育なので水温は冬でも15〜6℃くらいです。飼育容器を設置しているのは薄暗いところなので、水槽用の蛍光灯を使用しています。エサは冷凍アカムシを1日1回のみ少量を与え、あとはすべて浮上性の人工飼料(特撰金魚の餌 星更紗)です。水換えは週に1回程度しかできないので、エサを与える量は比較的少なめです。このような飼育方法ではあまり金魚を大きくすることはできませんが、飼育容器が小さい(50リットル程度)ので、これくらいでちょうどよい感じです。
ピンポンパールの繁殖 2014年6月
今月は、観賞魚の専門店よりもむしろホームセンターなど量販店でよくみかけるまん丸な金魚「ピンポンパール」のご紹介です。
販売されているのは体長数センチほどの小さなサイズがほとんどで、短い尾びれでチョコチョコと不器用に泳ぐ姿がかわいいと人気です。この品種は、海外より輸入されてきたものが多く流通しますが、少数ながら国産ものも流通しているようです。
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