穂竜・変わり竜の産卵

昨年秋にやってきた3匹のうち、穂竜がメスであることがわかったのは昨年末のことでした。水換えを行った翌日、飼育容器のすみに卵が付着していることに気づいたのです。屋内飼育なので水温は冬でも15〜6℃くらいです。飼育容器を設置しているのは薄暗いところなので、水槽用の蛍光灯を使用しています。エサは冷凍アカムシを1日1回のみ少量を与え、あとはすべて浮上性の人工飼料(特撰金魚の餌 星更紗)です。水換えは週に1回程度しかできないので、エサを与える量は比較的少なめです。このような飼育方法ではあまり金魚を大きくすることはできませんが、飼育容器が小さい(50リットル程度)ので、これくらいでちょうどよい感じです。

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水を張った洗面器にまずメスを入れ、卵をとってからすぐにオスを入れて受精させました。卵の量は、メスのサイズからするとそれほど多くないという印象でしたが、受精率は高く90パーセント以上がふ化したようです。産卵から4〜5日でふ化しました。

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変わり竜の2匹はどちらもオスですが、今回の模様のある大きい方の個体だけを使用しました。今回のペアを水ごと洗面器ですくい撮影しました。
穂竜(右側)がメスで、変わり竜(左側)がオスです。

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無事に育てることができれば、今後本ブログにて成長のようすをご紹介していきたいと考えています。

こちらの2点の画像は品評会に出品されていた穂竜です。同じ個体ではありませんが、このような姿をイメージして育成していくつもりです。

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