ブリストルシュブンキン

イギリスで改良された金魚として、ブリストルシュブンキンが日本で紹介されたのは今から十数年前でした。 当時、大阪の水族館で展示されたのですが、日本でこの品種が一般的になるのはそれから数年後のことです。これまで何度かイギリスから輸入されましたが、現在日本で見られるブリストルシュブンキンは日本国内で繁殖されたものです。 下の写真の個体はイギリス産のブリストルシュブンキンです。この品種の魅力はなんと言っても他にはみられないハート型をした尾びれですが、この個体はその特徴をよくあらわしています。当歳魚で、日本には秋から冬にかけてイギリスから輸入されました。 DSCF0120

 

こちらは、ブリストルシュブンキンと国内産のコメットを交配して得られた個体です。尾びれのかたちにブリストルシュブンキンの影響がみられますが、どちらかというと尾先が丸くなったコメットといった印象です。DSCF0068

 

ここからの3点の画像はすべて同一個体です。サイズのちがいがわかりにくいのですが、成長するにしたがい体色の変化していくようすがよくわかります。ただ、室内の水槽内で繁殖育成したものなので体色にあまりメリハリがありません。屋外で飼育していたら、もっときれいに仕上がっていたのかもしれません。 DSCF0272 DSCF0702DSCF0055