肉瘤の「かたち」いろいろ 2014年3月

今月は、先月の本ブログでお知らせしたとおり、山田芳人さんのらんちゅうの産卵のようすなどをお伝えする予定でしたが、取材の数日前に「4月からの消費税率変更によるかけこみ需要で仕事が忙しくて、今月は撮影の時間がとれそうにありません…」との連絡がありました。
ということで、今月は番外編として山田芳人さんのらんちゅう以外の金魚の話題です。

まずは、金魚の卵の画像です。卵を見ただけでは、それが何の品種であるかはわかりません(この卵はらんちゅうではありません)。この画像の卵はふ化間近なので金魚の目のようすがはっきりわかります。
この画像のように水槽を使用して卵を撮影するのは、じつはそれほど多いことはではありません。よほどのことがない限り撮影しないというか、したくないのです。けっこう手間がかかるということもありますが、何より撮影自体があまり楽しくないですし…
私の場合、自分で飼育している金魚で採卵を行い、水槽を部屋にセットしたまま、数日間ほぼ毎日同じ時間に撮影を行いました。卵だと金魚のように泳ぐことがないのでピント合わせがラクかとおもいきや、カメラを手に持って撮影すると、ほんのわずかに動いただけでもピントがずれてしまいます。
結局、時間がかかったわりに、このとき撮影した写真にはあまりよいものがありませんでした…
春といえば金魚の繁殖、ということで金魚の卵の紹介でした。

DSCF0114
続きを読む


山田芳人さんのらんちゅう飼育 2014年2月

今月は、山田芳人さんのらんちゅうの採卵がうまくいったらそれをご紹介するつもりでしたが、2月上旬時点ではまだ卵は産んでいませんでした。そこで、今月は先日発売となった「特選金魚の餌星更紗特小粒」をご紹介したいと思います。

まずは、この商品が掲載された雑誌広告でメインキャラクターとして使用されている2013年産の山田芳人さん育成のらんちゅう「ヘッドライト」の成長のようすです。

2013年 8月

DSC_130816

2013年 9月

DSC_130915

2013年 10月

DSC_131016

2013年 11月

DSC_131111

2013年 12月

DSC_131216
続きを読む


山田芳人さんのらんちゅう飼育12月

今月に入ってからは、すっかり冬らしい気温の日が続くようになりました。山田芳人さんの飼育池のある愛知県西部でも、屋外の飼育池ではお昼の時点で水温は10℃に届きません。今回の撮影はお昼すぎからだったのですが、この日は風が強く、実際よりもかなり寒く感じられました。そんな中、洗面器に新しい水を入れて池かららんちゅうをあげて撮影させていただきました。もう2週間はエサを与えていないということで、どのらんちゅうもちょっとやせていましたが、赤色はかなり鮮やかになっています。
DSC_0351
続きを読む


山田芳人さんのらんちゅう飼育11月

秋というよりはいっきに冬になったかのような日もあり、すっかり金魚のシーズンは終わってしまったように感じられる今日この頃です。
山田芳人さんの大会での結果はすでに本ブログでもお伝えしましたが、今回訪問するともう撮影することは出来ないと思っていた二歳魚東小結を獲得したらんちゅうが、まだいるとのこと。これが大会から一週間ほどたった東小結の姿です。DSC_9828_1
続きを読む