桜の季節も終わり、気温もあがって本格的な金魚飼育のシーズンが始まりました。
例年であれば、らんちゅうの当歳魚の成長のようすをお伝えしている時期ですが、今年はまだご紹介できない状況です。らんちゅう以外の品種なら当歳魚がいるのですが、本ブログはらんちゅう専門とすることにしましたので、今回は、以前(2015年)撮影した当歳魚が成長していくようすをご覧いただくことにします。
1週ごとに撮影した画像を順に並べてみました。画像はサイズ比較用の100円硬貨がすべて同じ大きさになるようしてあります。
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投稿者「admin」のアーカイブ
2017年3月 当歳らんちゅうの育成
昨年の今頃は、突然山田芳人さんかららんちゅうの卵が届くというびっくりする出来事がありました。じつは山田芳人さんに「今年も少しだけでいいので卵を分けてください」と厚かましくもお願いしてあります。もちろん、それは本ブログで当歳魚の成長のようすをご紹介するためなのですが、今のところまだ卵は届いていません。しかし、そろそろ繁殖関係の話題に触れなくてはならない時期です。まだタイトル通りの「当歳らんちゅうの育成」はスタートできませんが、今回は1月の尾張優魚会の交換会のときにご紹介した明け二歳魚を先日撮影させていただきましたのでそちらをご覧いただきたいと思います。
あれから2か月が経過しました。真上からの見た目はそれほど変わっていないようですが、腹はやや膨らんできているような気もします
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2017年2月 山田芳人さんのらんちゅう飼育
昨年は本業の方がお忙しくなかなかご来社いただくことができませんでしたが、今年に入ってから山田芳人さんに社内で育成中のらんちゅうをみていただきました。その際、明け三歳魚たちについては「ずいぶん大きくなっていますね」とおっしゃっていただくことができたので、育成のペースとしてはまずまずといったところでしょうか。それ以外の課題はまだまだ多いのですが…
昨年は、水温の低くなる冬の間はほとんど餌を与えませんでしたが、今シーズンは以前から与えようと決めていました。通常、飼育書などでは「冬は与えない」とされていることがほとんどなので、まったく与えないという方も多いと思います。ただ、これは飼育水を青水にして冬越しできるということが前提です。うまく青水にすることができないと、金魚を良い状態に保ちながら冬越しすることはできません。真冬に青水の中を泳ぐ金魚たちがこうした植物プランクトンなどを摂食していることは、その緑色をした糞をみれば明らかです。つまり、飼育者が餌を与えなくても金魚たちは冬の間も食事はしているわけです。
ところが、社内の飼育スペースは日光が十分届く環境ではありませんので、たとえ青水をどこかから持ってきたとしても、とてもそれを維持することはできません。そのようなことから現在の飼育環境では透明な水で冬越しするしかないので、なんとかあまり痩せさせずに冬を越したい、というのが冬にも餌を与えようと思ったきっかけです。その結果については、また別の機会にご紹介したいと思います。 続きを読む
2017年1月「尾張優魚会 交換会」
2017年1月29日、愛知県清須市はるひ美術館において、山田芳人さんが会長をつとめる尾張優魚会の交換会が行われました。
本来は1月15日に開催されることになっていた同会ですが、大雪となったため延期となり、あらためて29日に開催されることになりました。
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山田芳人さんのらんちゅう飼育 2016年12月
11月の大会が終わり、12月に入ってからのらんちゅう飼育はすっかり「休眠状態」という方も多いのではないでしょうか? 実際、水温が下がってきて餌を与えることもなくなってしまうと、あれだけ忙しくやっていた水換えの回数もほんの数えるほどになります。
弊社の当歳魚たちも、最近はあまりその姿をじっくりと観察していません。
先日、弊社の「特撰金魚の餌 星更紗」シリーズの監修をお願いしている山田芳人さんから「2017年版らんちゅうカレンダー」が届きました。
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