2017年1月「尾張優魚会 交換会」

2017年1月29日、愛知県清須市はるひ美術館において、山田芳人さんが会長をつとめる尾張優魚会の交換会が行われました。
本来は1月15日に開催されることになっていた同会ですが、大雪となったため延期となり、あらためて29日に開催されることになりました。
DSC_7805

幸い、今回は風のないおだやかな晴天となり、気温もあがって1月下旬とは思えないほどの暖かさでした。
DSC_7838

この日、会場に訪れた人の数は100名ほど。集まった魚の数もとても多く、200枚以上の洗面器が使用されていました。この洗面器には1〜3匹のらんちゅうが入れられていました。
DSC_7804

フンタンがとてもよく発達して目立っていた個体です。
DSC_7828

らんちゅうだけでなく、このように他の品種も出品されることも珍しくありません。前回はオランダシシガシラが出品されていました。
DSC_7772

じっくりらんちゅうを観察する山田芳人さん。この交換会では、誰でも希望するらんちゅうを購入することができます。希望者が複数いる個体の場合は、一番高い購入価格を提示した人が購入できる仕組みです。
DSC_7803

多くのらんちゅうの中でもひときわ注目を集めていたのが、左側の洗面器に泳ぐ更紗の個体です。水面に浮いている紙は、このらんちゅうの購入を希望している人が入れたもので、たくさん入っていればその魚は人気があるということになります。購入希望者は同時に購入価格を提示します。
DSC_7811

よく見たら、この魚には山田芳人さんも購入希望の意思を示す紙を入れていました。
DSC_7829

こちらが上の写真の個体です。メスのようでお腹がふっくらしていますが、とても体型、尾形ともに良い魅力的ならんちゅうです。
DSC_7812
まだしばらくは気温の低い季節が続きますが、会場内では「すでに産卵の準備を行っている」など、今年の予定についての話題があちこちで聞かれました。