2017年3月 当歳らんちゅうの育成

昨年の今頃は、突然山田芳人さんかららんちゅうの卵が届くというびっくりする出来事がありました。じつは山田芳人さんに「今年も少しだけでいいので卵を分けてください」と厚かましくもお願いしてあります。もちろん、それは本ブログで当歳魚の成長のようすをご紹介するためなのですが、今のところまだ卵は届いていません。しかし、そろそろ繁殖関係の話題に触れなくてはならない時期です。まだタイトル通りの「当歳らんちゅうの育成」はスタートできませんが、今回は1月の尾張優魚会の交換会のときにご紹介した明け二歳魚を先日撮影させていただきましたのでそちらをご覧いただきたいと思います。

あれから2か月が経過しました。真上からの見た目はそれほど変わっていないようですが、腹はやや膨らんできているような気もします

この個体はメスだったので、採卵のため静岡方面の系統のオス2匹といっしょに飼育されていました。


腹のようすです。すでに結構柔らかくなってきていますので、近いうちに産卵するのではないでしょうか。

この角度からみると腹の感じがよくおわかりいただけると思います。


山田芳人さんのらんちゅうの卵が届くよりも先にこのメスの卵が採れたら、少し分けていただき、稚魚たちの成長のようすをご紹介することになるかもしれません。