早いもので、前回の訪問から一か月以上が過ぎてしまいました。当歳魚の成長のようすを紹介する期間としては、ちょっと間が空きすぎなのですが、前回のブログで予告したとおり今回は当歳魚のようすをご紹介します。
まずは、一番大きな当歳魚です。訪問時で生後約45日、大きさは約40ミリ(全長)ほどに成長していました。すでに、肉瘤も発達してきており、一部の個体ではすでに色変わり(退色)も始まってきていました。「この時期(サイズ)の当歳魚は、泳がせる量をコントロールしてやらないと、尾筒の伸びた不細工な体型のらんちゅうに育ってしまうので、とくに注意が必要です」と、山田芳人さん。理想的ならんちゅうに育て上げるためには、こうした細かな配慮が重要となってくるようです。
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