レプティリウムでテラリウムをつくる その後

「レプティリウムでテラリウムをつくる」項で2015年6月上旬に着手したテラリウムを、去る8月1日・2日に静岡にて開催された『JRS 2015・夏』に出品させて頂きました。

出品に向けた梱包直前の7月30日、植栽開始から1か月半後の成長度合いを撮影しましたのでレポートさせていただきます。
まずは全体の画像です。

レプティリウムS 12個
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レプティリウムM 12個
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個別に見ていきますと、下の画像3枚がレプティリウムSです。
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そして、下の画像の4枚がレプティリウムMです。
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全体に底面付近のモスは、うまく活着し、新芽を展開しているのが確認できます。また、アクセントとして植えたシダやクラマゴケは、定着するものは定着し成長を始めています。残念ながら中には定着できなかったものもあります。
ヘアーグラスは、モスで根元を巻いて植えたことが幸いしたのか定着率はよく、底床のランナーが複数確認できると思います。
今回残念だったのは、背面のモスです。ウレタンボードにヤシガラの接着では、少し保水力に弱点がみられました。本来ならばそこは観察と愛情でカバーすべきところ(具体的には早期に育成傾向を確認し、霧吹き回数を増やすなどの対応をする)なのですが、月・水・金の霧吹きにこだわったあまり、柔軟に対応できなかったことが反省すべき点でした。

また、全体的にもう少し繁茂させて出品したかったのですが、予想よりも成長が遅く「活着→新芽→成長」の過程でいえば、成長まで到達していない段階での出品となってしまいました。お持ち帰り頂いた方には、今後じっくり成長を楽しんで頂けることや、自分流にアレンジして頂くことができるため?丁度よかったといえばよかったのかもしれませんが・・・。
ともあれ、『JRS 2015・夏』にて「レプティリウムでのテラリウムのつくりかた見本」をご覧になった方、また、熱心につくりかたをお聞き頂いた方、そして、お持ち帰り頂いた方々に深く御礼申し上げます。