今月の当歳魚のようすをご紹介します。
毎日暑い日々が続いているので飼育水の水温も高いのですが、蛇口から出る水道水もまるでぬるいお湯のようです。時間帯によっては、飼育水よりも水道水の温度の方が高いことすらあります。塩素除去さえすればすぐに水換えができるのは良いのですが、一体この暑さはいつまで続くのでしょうか。
当歳魚たちは、先月から大分体が大きくなってきました。まだ退色が始まらない個体が3分の1くらいいます。いまのところ、退色前の個体は色変わりしそうな雰囲気はまったくありません。
恒例のサイズの比較のために100円硬貨を洗面器に入れた集合写真です。
今回は退色前の個体ばかりで撮影してみました。たまたまかもしれませんが、退色前の方が体の成長が良い個体が多くみられます。
中でも一番目立っているのは、派手な尾ビレを持っているこの個体です。先月まではかなりクセのある泳ぎをしていたのですが、現在はちょっと改善してきています。
どの個体もフンタンの発達はとても良い感じです。
こちらは、先月もご紹介した尾ビレの張り具合が強めの個体です。先月はまだ退色前でしたが、その後すぐ退色してこのような姿になりました。尾びれの張りが強いのは変わっていませんが、泳ぎの悪さが目立つようになってきました。
今回は全身ほぼ白という個体が3匹残っています。今回撮影したこの個体は、「全身白色」と思って撮影用の洗面器に入れたのですが、こうして画像を見ると胸びれの一部と目が赤いことがわかります。先月までもう少し尾ビレは張っていたような気がしますが、今はかなり弱い感じがします。この後、やはりもっとすぼんでいってしまうのでしょうか…
このまま腹をつけていくと、尾ビレが負けてしまいそうでどうしたものかと思案中の個体です。今の時点ではまだ尾ビレの振りをとめたときに、このような開いた状態に戻ります。
こちらも上の個体と同様の問題を抱えています。来月果たして本ブログでご紹介できるような状態を保っているでしょうか。
こちらはオスの三歳魚の頭です。ちょっと雰囲気の変わった瘤のつき方になってきました。
こちらも三歳魚で、メスの個体です。上の白の個体と比べると1.5倍くらい大きな体をしています。7月下旬にまた産卵しました。
浮上性のエサを食べている二歳のオス魚です。メダカの飼育容器にたくさん浮き草が殖えていたので、すくってあげてみました。とても良く食べるのですが、たくさん与えると水が汚れるような気がするので、水換えをしてすぐのときに少しだけ与えるようにしています。