2016当歳らんちゅうの育成 その16

「浮き草」は、今週もらんちゅうたちに与えてようすをみています。今週は、当歳魚だけでなく、二歳魚にも与えてみましたが、あまり食べない個体もいました。よく食べる時は、夜の間にも食べているようで、朝には緑色のフンをしているのをみかけます。
ただ、その効果については、まだよくわかりません。もしかしたらもっと若いうちから与えたほうが体色によい影響があったのかも、という感じはしています。できれば、来年は浮き草を与えるらんちゅうと、与えないらんちゅうとで、そのちがいを比較してみたいと思っています。

さて、今週の「山田芳人さんから卵でいただいた当歳魚」はすべて「白」、よってすべて同一個体です。
こちらは今週撮影した最新の写真です。結局、1枚だけ赤い鱗が残りましたが、もともと色変わりが始まった頃は、もっと赤の面積の広い更紗になると思っていました。
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そして、こちらが5月下旬に撮影した生後約60日の「白」です。ご覧のように、体の後半は白になっていますが、上半身にはけっこう色が残っていました。
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その一週間後、色変わりが終わっても間もない頃のようすです。
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さらに一週間後、体の赤の面積が少なくなってきています。
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この後の画像もほぼ1週ごとに撮影したもので、撮影した日付順にならべてあります。
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今週、この「白」をガラス水槽に入れて、横からあらためて見てみました。やはり背のラインはかなり悪く、撮影はしたもののお見せできないほどでした。これが、もう少しきれいで、尾芯が傾いていなくて、四つ尾だったら…など、言い出したらキリはありませんが、今後も育成は続けて行きたいと思います。