2016当歳らんちゅうの育成 その12

たくさんのセミの鳴き声で、嫌というほど夏を実感している毎日です。水道から出る水も飼育水と変わらないくらいぬるいので、中和剤を入れさえすればすぐに利用できるのだけは助かっています。

今週の「山田芳人さんから卵でいただいた当歳魚」のようすです。
まずは、頭部のアップです。
こんな感じでずいぶん頭が発達してきました。この系統は、昨年山田芳人さんからいただいた当歳魚よりも、エラブタあたりがすっきりした仕上がりになりそうな気がします。
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先週から濃い青色の飼育容器で飼育していますが、そのせいかなのかどうか、体の色や模様はそれほど変化していないようです。
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今週の「面被りもどき」です。
先週の写真と何だかポーズがほとんど変わっていませんが、ちゃんと今週撮影した別のカットです。
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こちらの個体もあまり変わらない感じの写真です。一番よさそうにみえるポーズは決まっているので、毎回同じような写真になってしまいます。
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「一応本命」の個体です。
フンタンあたりに少しだけ赤が残っていますが、これはもうほぼ白頭といってよいでしょう。他の個体よりもやや成長が遅く、毎週その差が開いてきているようです。
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今週は、この個体の頭が発達してきているように感じられました。
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こちらは、今週の「紅白ペアから得られた当歳魚」たちのようすです。
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水深の浅い飼育容器で飼育するようにしましたが、これといった変化はみられません。しかし、この個体は少し幅がでてきたようです。そのせいか、尾びれがよけいに貧相に見えるようになっています。
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コロコロ体型の個体です。
この体型のまま大きくなるのでしょうか? 品評会でみられるらんちゅうとはまったくちがう別の世界に向かっているような気がします。
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こちらは相変わらずです。欠点ばかりの個体でも、どこか1カ所良い点があれば、それはそれで楽しむことができるものですが、この個体の場合は…
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今週は、「二歳魚から得られた6月初め生まれの当歳魚」の写真はありません。本ブログの来週の更新は、もしかしらたお休みになるかもしれません。