2016当歳らんちゅうの育成 その10

梅雨はもう終わったの? と勘違いしてしまいそうになるほど今週はほとんど雨が降りませんでした。セミの鳴き声も聞かれるようになり、本格的な夏の到来を感じさせるような天気が続いています。

さて、今週の「山田芳人さんから卵でいただいた当歳魚」のようすです。
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今週の「面被りもどき」は、エサをよく食べて調子もよいようです。腹のつき具合は6匹の中では一番です。べつに腹がでていれば良い、というわけではありませんが…
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こちらは、まだ数枚赤い鱗の残っているほぼ「白」の個体。ここまできたら、早く完全な白になってもらいたいものです。6匹の中では、一番サイズがあります。
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「一応本命」の個体です。どうやら、この個体は更紗になるようです。頭も白の面積が多くなりそうな感じです。フンタン部分には赤が残ると良いのですが…
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こちらの個体は、初めてアップの画像でのご紹介です。写真を撮ってみたら、意外と良い感じに写りました。
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さて、問題の「二歳魚から得られた6月初め生まれの当歳魚」たちはというと…
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なんだかしょんぼりした感じの尾ビレの個体。一応四つ尾ですので残して育てています。
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問題なのは、こんな感じの尾芯をもつ個体が多いことです。2回目の選別のときには、すでにそんな予感はしていましたが、全体の8〜9割くらいがこんな感じです。ですから、上の画像のような個体でも残さないと、育てる魚が何もいなくなってしまうのです。
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今週の「紅白ペアから得られた当歳魚」たちのようすです。
先週よりも体色が濃くなってきたような感じがします。
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こちらの個体、前回はご紹介していないので2週ぶりの登場です。…が、大きくなっている以外にとくに大きな変化はありません。
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こちらの個体も上の個体と同様ですが、どちらも頭は出てきているような感じがします。
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