前回、まだあまり水温は上がっていない、というようなことを言ったばかりなのですが、今週は真夏のような暑さになりました。らんちゅうを飼育している容器の汚れをスポンジで落としたり、水で洗い流したりするだけでも汗だくになってしまいます。
さて、今週の山田芳人さんから卵でいただいたほうの当歳魚のようすです。
100円硬貨との比較は昨年の当歳魚でも行っていたので、昨年の今頃はどうだったか画像ファイルを探してみました。
こちらが、昨年7月同時期に育成していた当歳魚たちのようすです。サイズ的にはだいたい同じようなものでしょうか。しかし、昨年の当歳魚は4月中〜下旬生まれ。上の写真の当歳魚たちよりも1ヶ月もあとに生まれているのに同時期で同サイズということは、今年の当歳魚たちは成長がかなり遅いということなので、いろいろ考えさせられます。
気を取り直して、「面被り」もどきの今週のようすをご覧いただきます。だいたい、模様はこんな感じで安定しそうです。
こちらは、本当に真っ白になってしまいそうな勢いです。数枚残っていた赤い鱗もかすれたような色調になってきています。
そして、こちらは一応本命と思われる個体ですが…
この個体の撮影が、毎回一番時間がかかります。というのも、なかなかよいポーズをとってくれないのです。たくさん写真をとってもこんな感じのものが多くなります。
やっとの撮影できたのが、この下の写真です。まだ、尾が左右のバランスがとれていなかったり、胸ビレがあまり開いていなかったりと、満足のいくものではありませんが、とりあえず今回はこんな感じで…
6月初めにふ化した二歳魚から得られた稚魚たちです。今週3回目の選別を行い、数がずいぶんと少なくなりました。現在は、ブラインシュリンプのほかに、冷凍ミジンコや稚魚用の人工飼料も少々与えています。
上の写真の稚魚たちの飼育容器でのようすです。写真の右上に少し見えているのは冷凍ミジンコです。こうして見ると、だいぶらんちゅうらしくなってきていることがわかります。
紅白ペアから得られた当歳魚たちも100円硬貨との比較してみました。
こちらの個体は、先週よりも尾ビレの張りが弱くなったような感じがします。
こちらは、体は大きくなっていますがこれといった変化はみられません。
6月生まれの稚魚が順調に成長して、本ブログでご紹介できるようになればよいのですが、ご紹介できるようなレベルにならなかった場合には…