2016当歳らんちゅうの育成 その6

今回は、紅白ペアから得られた当歳魚のようすからご紹介します。

こちらは、ほぼ素赤の個体です。胸ビレの少し上あたりに白くなっている部分がありますが、横から見てみると、腹も赤くなっていることがわかります。
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上の写真の個体を横から撮影してみました。背はご覧のとおりきれいなようですが、頭はまだあまり発達していません。
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前回ご紹介した個体です。先週よりも目先が少し出た感じがします。また、色もいくらか出てきているようです。
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この個体は、尾の雰囲気がオス親に似ているような感じがします。体色は薄いので、赤の強く出ない「黄金色」タイプになるのかもしれません。
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紅白ペアから得られた当歳魚は、現在この5匹で飼育しています。
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こちらは、山田芳人さんから卵でいただいたほうの当歳魚のようすです。
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前回もご紹介したこの更紗の個体は、尾の傾きが大きくなってきて、泳ぎにかなり影響が出ています。頭は先週より発達しています。
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こちらの個体も前回ご紹介していますが、尾にシワがよったようになってきています。一番成長の遅い個体ですが、それでも先週よりは大きくなっています。
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6月の初めにふ化した稚魚は、尾の先が開いているのがわかるようになってきました。いっしょに写っているアカムシは冷凍アカムシではなく、自然にわいた「生」のアカムシです。エサとして与えているわけではありません。
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メスの二歳魚の食事のようすです。タイマーを使うことで、毎日決まった時間にエサを食べるさせることができるようになったせいか、このところずいぶん体が大きくなってきています。この2匹は同じ飼育容器で飼育しています。
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