先日、発砲スチロールの箱に入った荷物がとつぜん届きました。送り主は、山田芳人さんです。
箱のフタをあけてみると、水の入った袋が入っていますが、魚のすがたは見当たりません。
黒いネットの切れ端のようなものが入っているだけです。
この切れ端を水の中から取り出してよく見てみると、そこには卵が付いていました。
電話で山田芳人さんに話を伺うと、「頭のよくでる系統のらんちゅうの卵を送りました。」とのこと。どうやら、昨年の当歳魚につづき、山田芳人さんからの今年の課題のようです。もしかしたら、本ブログの更新が滞っているのを心配して、「ブログネタ」をご用意いただいたのかもしれません。
そういうわけで、稚魚が無事にふ化したら、今年の「当歳らんちゅうの育成」として、その成長のようすを本ブログにてご紹介したいと思います。昨年の当歳魚のように、大きく育てられればよいのですが、どうなることやら…
話題は変わって、こちらは昨年の当歳魚、つまり明け二歳魚の現在のようすです。冬の間はあまりエサを与えていなかったので、全体的に体の幅が細くなった感じがしますが、中には逆に太くなっている個体もいます。同じ環境で飼育しているのに、こんなちがいが出てくるとはなんだか不思議です。