今週は、先週ご紹介した8匹の色変わりがいっきに進みました。写真ではたまたま左右きれいに分れていますが、左側3匹が色変わり途中で、右側5匹はほぼ色変わりを終えた個体です。
色変わり後すぐは、まだ体色が安定しませんので、この後に赤色が抜けてしまうこともあります。変な柄の更紗になるくらいなら、いっそのこと素赤のままのほうがよいのでは? と個人的には思いますが、果たしてどんな結果となるでしょうか?
ちなみに、この8匹以外を飼育している容器ではけっこう更紗の個体も出てきています。むしろ、他の飼育容器では素赤はほとんどいないといってもよいかもしれません。
100円硬貨とのサイズの比較です。先週よりも体色がはっきりしたせいか、ずいぶんと印象が変わりました。比較的色が濃く出ているようですが、いわゆる色揚飼料を与えているわけではありません。人工飼料は「夢更紗」しか使用していませんので、もしふつうよりも色がよく出ているというのであれば、それは「夢更紗」主原料のひとつであるオキアミによるものかもしれません。ただ、すべての個体に「夢更紗」を与えているので、まったく与えていない状態との比較はできていません。
こちらは、少し前から気になっている個体です。見る人が見たらこの写真を見ただけでもすぐ気づくかもしれませんが、この個体は泳ぎ出すときに頭があがってしまいます。このまま、泳げずにダメになってしまうのか、あるいはうまく尾を使って泳げるようになるのか…
こちらは良い仕上がりが期待される個体です。上から見ているとあまりわかりませんが、横にして見るとところどころ白い鱗があるのがわかります。もしかしらた、このあと更紗模様になっていくのかもしれません。
8匹のうちの1匹を水槽に入れて横から撮影してみました。もっともフンタンの発達具合の良い個体を選んでいますが、もうかなり発達してきていることがわかります。
次回も、一週間後くらいに成長のようすをご報告する予定です。