今回は、これまでにはない鱗をもった金魚のご紹介です。
なんと、ドイツ鯉のような鱗をもつ金魚が登場しました。この金魚は最近になって中国から輸入されるようになったのですが、まだ流通量はそれほど多くはないようです。
ちなみに、こちらがドイツ鱗をもったコイです。ニシキゴイでは、こういった鱗をもつものは決して珍しいものではありません。中にはまったく鱗のないコイもいます。
ドイツ鱗をもつ金魚の登場は、２００７年に発売された金魚の本の中で予想されていました。
日本でも鱗の形質に着目した品種改良は行われているようです。写真の個体はトサキンで、鱗が不思議な並び方をしています。毎年１０月に開催されている「金魚日本一大会」に出品されていました。この金魚も、今後、品種として固定化されていくのかもしれません。
