2019年2月 らんちゅうの育成

先月は、山田芳人さんが主宰する尾張優魚会の交換会がありました。まだまだ気温の低い季節ですが、その会場では「もう採卵した」という話も聞かれました。今頃は稚魚の選別が行われているのかもしれません。
2月に入ってからも相変わらずの寒さが続いていますが、今年は急に気温の高くなる日もあり、温度変化がはげしいのでらんちゅうの体調管理には気を使います。12月の中旬くらいまでは、タイマーを使用して少しだけ給餌していましたが、食べ残すことが多くなったので与えるのをやめています。そういうこともあり、最近では少し痩せてきてしまっているようです。
先日撮影した弊社で育成しているらんちゅうたちの現在のようすをご紹介します。

昨年11月には、まだ黒い部分を残していたこちらの個体。

現在は、ほぼ黒い部分はなくなりこんな姿になりました。赤色が全体に強くなってきているようです。

素赤になるのかと思っていたら、フンタンはどうやら白になるようです。

一方、昨年11月こんな感じだったこちらの個体は…

少し赤が濃くなったかな、という程度であまり変化はないようです。

昨年11月にはこんな感じだった黒いこちらの個体は…

現在は、さらに真っ黒になっています。

もう一匹いる黒い個体といっしょに撮影してみました。画像で上側の個体は、腹が赤くなってきています。

そして、最後は明け三歳魚です。尾以外はサイズも含めそれらしくなっています。