2016当歳らんちゅうの育成 その18

しばらく「当歳らんちゅうの育成」は更新していませんでした。その間、台風が何度もやってきたり、天気の悪い日が続いたりとすっきりしない日が多かったようです。最近では最低気温がかなり低くなる日も増えてきています。

今回の「山田芳人さんから卵でいただいた当歳魚」です。
「一応本命」は、少し顔に幅が出てきたような気がします。しばらくエサが足りていなかったようで、サイズはあまりアップしていませんが、調子はわるくありません。

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「面被りもどき」は、あいかわず尾が傾いているので、またまたこのポーズでの撮影です。
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「白」は、サイズはやや大きくなっていますが、幅はあまり出ていません。やはり、「一応本命」といっしょに飼育しているので、餌が足りていなかったと思われます。
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さて、こちらは今回が初登場、「二歳魚から得られた6月初め生まれの当歳魚」の中で唯一「サシ」ではなかった1匹です。正確に言うと、「四つ尾でサシになっていない唯一の個体」ですが、三つ尾の個体もほぼすべて「サシ」でした。
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上の個体の2016年7月9日(生後1か月ちょっと)の姿です。この頃は、こんな「しょんぼり」した尾ビレでした。
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2016年8月6日の姿です。1か月の間にぐんぐん「らしい」姿になっていきました。この時点で「もしかして結構良くなっちゃったりして?」という期待感を抱くようになりました。

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2016年8月20日撮影。色変わりを終え、なんだか全体的に「しゅっ」としてしまいました。上の写真と順番が逆なのでは? と思えるほど「太み」がなくなっています。期待度は一気に下降します。
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2016年9月4日撮影。「太み」が戻ってきて、期待度が再び上昇します。
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2016年9月19日撮影。さらに「太み」は増してきました。色がほぼ決まり、フンタンの片方は「白」でほぼ確定したようです。
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写真ではわかりませんが、じつはこの個体、泳ぎがやや重たく、尾ビレの使い方もあまり上手ではありません。何より気になるのは、静止したときに頭を下げてしまうことです。こうした部分は今後も改善されることはないと思いますが、育成は続けていきますのでまたその姿を本ブログにてご紹介します。