2019年4月 らんちゅうの育成

4月も中旬がすぎ下旬にもなると暖かい日が多くなってきました。それにともないらんちゅうたちのエサを食べる量が増えて、飼育水の汚れるのが早くなってきました。

こちらはふだんあまりご紹介することのない三歳魚たちです。一番小さい左下の個体はオスで間違いありませんが、他の2匹について今ひとつはっきりしません。

こちらの黒の二歳魚は、最近頭をあげて変な泳ぎ方をするようになってしまいました。日中は飼育容器の底でじっとしていることが多く、エサもあまり食べていないようすです。内臓関係を悪くしたのかしれません。

上の黒の個体といっしょの容器で泳ぐこちらの白の個体は、体調が良いせいか最近フンタンが発達してきました。尾はやわらかすぎるのであまり見栄えがしませんが、エサを与えると真っ先に寄ってきてガツガツ食べるので、見ていて気持ちが良いです。

2月にもご紹介したこちらの素赤の個体も調子は悪くありません。

こちらの元「黒」だった個体は、少し赤が強くなってきました。それにともない頭部分の色もはっきりしてきています。白の面積が増えてきているので、もしかすると、最終的にはほとんど頭は白になってしまうのかもしれません。

撮影中、黒のオスが赤のメスのお腹をさかんにつっつく動作を繰り返していました。この赤の個体は卵を持っていて、この撮影の翌日には産卵しました。他にも2〜3匹のメスが同時に卵を産んでしまい、飼育水はどろどろで泡だらけです。そのままにしておくことはできないので、水をぬいて容器にびっしりついた卵をスポンジで洗い流し、新しい水と入れ換えました。

先日、毎年送っていただいている山田芳人さんのらんちゅうの卵が届きました。


卵は無事孵化しました。今年も当歳魚の成長のようすを本ブログでご紹介していきたいと思います。