2019年7月 らんちゅうの育成

6月下旬からは、この時期らしい湿度が高く不快に感じる日が増えてきました。
いったんおさまっているかにみえていた二歳魚、三歳魚の産卵がふたたび盛んになり、卵だらけの飼育容器の底をスポンジでこする作業で汗だくになる毎日です。日によっては同時に2匹が産卵することもありました。

さて、今回も4月に山田芳人さんからいただいた卵から4月18日に孵化した当歳魚の現在のようすのご紹介です。

前回のご紹介から数日後に色変わりが始まりました。まだ体があまり大きくなっていないので、ずいぶん早い時期の色変わりのように感じられます。

こちらの個体もそろそろ色変わりがはじまりそうです。

前回のご紹介時よりも体が大きくなっているのはもちろんですが、こうして写真で見てみると、頭が角ばってきていることがわかります。

こちらのメスの黒の二歳魚は、あいかわらず黒いままです。同居している他のメスの産卵で飼育水の水質が悪化して、一時期調子を崩しかけましたが現在は元気に泳いでいます。